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zoom RSS 10年の成熟、10年の停滞?

<<   作成日時 : 2005/09/15 01:40   >>

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大阪のイシハラホールのイシハラリリックアンサンブルが10周年を迎えた由、今日ある演奏家との打ち合わせで話がでました(注:イシハラホールのHPには、1993年結成とあるので、正確には12周年なのだけれど、どうして10周年っていう話になったのかは、ナゾです…その演奏家は、10周年であるとはっきりおっしゃっていました)。

10年たって、メンバーがみな等しく10年歳をとっているのよね。

10年という時間の長さは、人間にとっては十分長い年月ですけれど、音楽という芸術にとっては、瞬く間のこと。短くもはかない命を、この長命な芸術形態の熟成と継承に賭けるアーティストにとって、その10年間をどのようにこの芸術と取り組んで来たのか…この10年を成熟の時としたか、停滞の日々としたかは、そこにかかっているのでしょうね。

結成10年から15年を迎えるアンサンブルや小オーケストラが多いのは、バブルの爛熟期に出来た公私にわたるホールの新設ラッシュ特需によるものでしょう。当時の若手があつまって、あるいは若手を先輩が束ねて、という形で、ホールを拠点にスタートしたグループが、そんな時期を迎えているのです。

10年15年やってきたことで、やっとグループの特徴や本質、芸術面での主張を論じられるようになる…クラシック音楽というのは、そういう時間のかけ方が必要なものです。

等しくとっていった歳だけがもたらせるもの…年月の色つやを感じさせられる音楽が、やっと日本のあちこちから聞こえてくるようになっている…はずです。

バブル崩壊で、こうしたアンサンブルや小オーケストラの運営は困難を極めていると察します。ホールもオープン当時の予算を確保できているとは到底思えないですし。経済的には不自由でも、豊かだったころから積み重ねていったお金に換えられないものが、アンサンブルの宝になっている…この10年を既得権と停滞に明け暮れなかったグループだけが、これからの日々、輝きを増していくだろうことを信じています。

ファウムチェンバーオーケストラ 結成10年。
ミロ・クァルテット 結成10年。

第一生命ホールにも10周年を迎えるアンサンブルが次々やってきます。
いずれも真価はこれから発揮していくだろうグループです。でぃれくたーとしては、どちらもこの10年を与えられたタラントを倍にする努力をしてきたところと確信しています。

よかったら、聞きにきてね!


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