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zoom RSS ともだちはいいもんだぁ

<<   作成日時 : 2005/12/03 00:38   >>

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そんなに頻繁ではないのですが、このところ、不思議な飲み会が行われています。
メンツの職業を列挙すると…
某有名ブランド広報、某超有名オーケストラ専用ホールの制作陣、病院経営のエキスパート、そしてしがないNPOのディレクター二人、等々。
共通項は、「あの日神戸は燃えていた…」−震災ではなくて、チェロ、で、です。

さまざまな経緯があって、このメンツは、今年5月神戸で行われたインターナショナル・チェロ・コングレスの裏方を文字通り、走っていました。

あまりに規模の大きさ、そして、あまりに素晴らしすぎるゲストアーティストたち。開会前々日からほとんど寝ていないスタッフ陣の中に、東京から加わった一群がいました。

万全の準備を整えて…と行きたかったのですが、タイムアップ、で、本番になだれ込み、それから1週間、各員自ら持てる力をフル稼働させて、現場を乗り切るので精一杯でした。

もとより平和が前提のコングレス。でも現場の人間の結束は、「共に戦場を駆け抜けた同士」の心情に近かったでしょう。わたしたちは人殺しはしなかったけれど、次々起こる「いったいどうしたらいいんだ!」という事態を、それぞれの知恵と経験と、ちょっぴりの「えーい、やっちゃえ」という勇気で乗り切る、チームワークなどという生半可なものじゃなくて、それぞれのスタンドプレーが結果オーライで結束していく、不思議な昂揚感。

終わった後は、「いやー、よく切り抜けたよ」という気持ちがお互いの間を満たしていました。

これって、友情、って奴かな。

友情が一番美しい響きをたてているはずの十代、思えば友と呼べる人がホントにいたのか、自身がありません。どう考えても、人付き合いがよかったわけじゃなかったし。自分の問題で、友を感じることができなかったのだと思うけれど、40代も半ば過ぎてから、こういう関係が作れたことを今でも奇蹟のように思います。

おそらく、この仕事のプロとしてのささやかな矜恃を十二分に発揮できる現場だった、ということもあるでしょう。

カザルスホールのオープニング、3周年、5周年、7周年、10周年と周年が巡ってくるたびにやってきた息の抜けぬ現場。その合間に踏み続けた様々な種類の現場。そこで血肉になっていた立ち居振る舞いと勘を、誰に遠慮することなく、120%使い切った心地よい疲労感。絶望的な状況では妥協するよりも一番苦しいがベストな結果を出す選択肢を選ぶぞという、レベル感と意地を共有できる仲間たち。何より、そんなプロの仕事を当然のように要求する、第一級の演奏者の大群。

戦友、なんでしょうね。終わった後の爽快感は、本当に久々に味わう「プロの味」でした。

というわけで、忘年会と称して、「旧友」が集まります。ともだちはいいもんだぁ。40過ぎてからそういえるなんて、幸せなことです。

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